【くずパワー、侮るなかれ。】

〜くず粉でカラダをととのえるやさしい養生術〜
「なんだかダルい」「夏でも冷える」「ちょっと風邪っぽい…」
そんな“未病”のサインに、そっと寄り添ってくれるのが、そう、くず粉(葛粉) です!
今日はメンバー限定公開の掲示板にいただいたlocoさんのリクエストを元に記事を書いてみますね。皆さんも、なにか書いてほしいことがあれば、お気軽に掲示板に書いて下さいね!
メンバー限定 記事リクエストはこちらからどうぞ>>https://note.com/pandakanpo/membership/boards/980a6a4b229c/posts/44e404ef0028?from=self
◆ くず粉って、どんなもの?
くず粉は、葛の根っこ(葛根)からとった天然のでんぷんです。葛根は、あの『葛根湯』に使われている葛根です。葛根湯は温める処方ですが、くず粉の性質は「平性」。つまり、冷やしすぎず、温めすぎず、体にやさしく作用してくれるのが特長。
(ちなみに! 生薬としての葛根の性は涼性。冷ます性質です。葛根湯は温めて発汗を促し寒気を散らす処方ですが、行き過ぎを防ぐために冷ます生薬が入ってるんです。)
そして中医学では、くず粉にはこんなパワーがあるとされています:
① 発汗解表(はっかんげひょう)
→ 風邪の引き始め、悪寒やぞくっとしたときに、体表の邪気を汗と一緒に追い出します。
② 生津止渇(せいしんしかつ)
→ のどの渇きや口の乾きに。体に必要なうるおいを生み出します。
③ 昇陽止瀉(しょうようししゃ)
→ 胃腸のエネルギーを持ち上げて、下痢や食欲不振をケアします。
くず粉は、暑い日も寒い日も、どちらでも使える、”おだやかな味方”になりうる食材ですね。
◆ こんな時、くず粉が“効く”!
- 朝からだるくて、食欲もいまいち…
- クーラーで体が冷えて下痢ぎみ…
- のどが渇くけど、冷たいものは避けたい…
- なんか風邪の予感がするけど、寝込めない…
そんなときこそ、くず粉を日々の養生に取り入れてみてください。
◆ 簡単 『くず粉レシピ』
◎【基本のくず湯】
【材料】
・くず粉小さじ2、水大さじ2、熱湯150ml、(お好みで)生姜やはちみつ
【作り方】
くず粉を水でよく溶かしてから、熱湯を少しずつ注ぎながらかき混ぜるだけ。
→ 少し寒気を感じるときは生姜を。ぽかぽか発汗&消化をサポート。
◎【くず粉プリン】
【材料】
・くず粉大さじ2、豆乳200ml、きび砂糖大さじ1
【作り方】
材料を鍋で混ぜながら弱火で加熱、とろみがついたら容器に流して冷やすだけ。
→ 食欲のない日も、やさしい甘みと潤いでホッとひと息。滋養強壮&美肌に。イソフラボン×くずでホルモンバランスもサポート。
◎【くず抹茶ラテ】
【材料】
・くず粉小さじ2、抹茶小さじ1/2、牛乳や豆乳150ml、甘味少々
【作り方】
くず粉を水で溶いてから温めた豆乳に加え、ゆっくり火にかけながら混ぜる。
→ 抹茶は目や頭をスッキリさせ、こもった熱を冷まします。イライラしがちな午後に、気分もからだもふわっとリセット。
関東のくず餅と関西のくず餅は別物
葛粉に砂糖と水を加え、火にかけてよく練ってつくる透明感のあるデザートが関西のくず餅。
対して関東のくず餅は、小麦を乳酸菌で発酵させた小麦でんぷんで作ります。ちょっと独特の酸味が特徴です。船橋屋さんのが有名ですね。

◆ くず粉は穏やかな万能選手
くず粉は、薬じゃないけど、薬のようなほどよいやさしい働きがあります。風邪の手前も、冷えた胃腸も、乾いたのども、穏やかに労ってくれます。
おいしくて、やさしくて、頼りになる。お家のキッチンに、くず粉。置いてみませんか?
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サクライオフィス|櫻井大典ここは、僕の頭の中を晒す場です。 僕が相談時にどういうふうに症状と体調と不調を見ているか。 どう判断してどう説明するかなnote.com